1970年代のロックはある意味伝説の世代というのは記憶しているとこですが。
ベトナム戦争終結とともにオキナワンロックはエネルギーを失っていく。ドルが弱くなったのに加え、テレビの影響も挙げる。宮永は「70年代中ごろまでロックは聴くものだった。耳で聴いた音を表現するのに必死だった。しかし、MTVの登場でガラッと世界は変化した。聴くから見るにロックは変化し、想像力は弱くなった」
10代の頃に聴いた音楽といえばブルーハーツ(後期)、THE BOOM、ユニコーンといった90年代前半のものであり、これ以降の音楽は邦楽洋楽問わずあまり関心がなかったし、これ以前の音楽もまた話題にも関心にもならなかった。それ故オキナワンロックとは縁のないものだった。
時代の哀愁(?)を感じるものならむしろビデオゲームの方だな。ハードの進化とともに表現力は向上したが、想像力に拠る部分は主体に成りづらくなったという意味で。
それはそうと、洋楽を英語で歌うオキナワンロックの継承者、伊舎堂さくらが超カッコいい…!